2010年10月18日月曜日

地球の裏側でも愛人はツラいよ

チリの鉱山落盤事故で、地底に閉じ込められた作業員33 人全員が、奇跡の生還を果たした。涙を流し家族を抱きしめる人、雄たけびを上げながら地下の鉱石を〝お土産〞に持参した人などさまざまだったが、ある意味最も注目されていたのが21 番目のヨニ・バリオスさん。
バリオスさんは事故後、愛人の存在が発覚し世界中でネタに。妻は夫との再会を拒否、出迎えたのは愛人の女性だけ。本人には思いもよらぬ「公開修羅場」となった。
チリの大統領夫人も妻の拒否に理解を示したというから、愛人の女性にとってはなんともツラい状況だ。公の場での愛人の扱いは、日本でも同じようなもの。日本では相続においても、正式な遺言がある場合などを除き、愛人は財産を相続する権利がない。愛人の地位は〝救出困難〞だ。

2010年10月12日火曜日

税理士事務所にも税務調査が…

 秋といえば税務調査シーズン。一般企業だけでなく、税理士事務所にも税務調査は実施される。年間を通じて件数的には少ないが、調査官も相手が税の専門家となれば、事前準備にも通常の調査より自然に力が入るというもの。
 かつて、関西の税理士は、税務署から調査の日時を知らされると、「珍しいから」と、仲間の税理士に声をかけ、見学させた。仲間の税理士も、税理士事務所の調査は経験がないため、喜んで来たという。税務署の調査官に対しては、仲間の税理士が同席していることが無言の圧力になったことは間違いない。
 この税理士、それを狙ったわけではないが、調査官にはあまり良い印象を与えなかったようだ。結果的に、「交際費が売り上げ、同規模事務所より極端に突出しているとして修正申告になった」という。

2010年9月22日水曜日

TVドラマでイメージアップ?

10 月から国税査察官を描く新たなテレビドラマが始まる。主演女優のコスプレが売りだそうで、リアルとはかけ離れた「社会派〝風〞エンターテインメント」といった趣きだろうか。あるベテラン査察官にドラマについて聞いてみると、「コスプレねぇ」と表情は渋い。
 査察官といえば、一般的には激務の印象が強い。春の連ドラで話題になった『チェイス~国税査察官~』でも、家族を犠牲にして脱税犯を追う姿が描かれたことは記憶に新しい。職場環境改善に向けた取り組みは随分前向きに行われるようになってきたそうだが、それでも、「他部署への異動を申し出る職員もけっこう多い」(同)のだとか。このベテラン査察官、「ドラマを見て、査察官を志す若者が増えないかなぁ」とポツリ。
 なんだかんだ言って、期待しているようだ。

2010年9月13日月曜日

都心ほど古い税務署

 あちらこちらの税務署を訪問すると、古くて床がきしむところもあれば、訪れるのが楽しくなるほど新しくきれいなところもある。
 実はこれ、東京の場合中心部に行けば行くほど古い建物が増える。
 なぜなら、東京の中心部はいまでも地価が高い。建て替えを計画したとしても、仮庁舎の賃料が高く、どうしても修繕や建て替えなどが後回しになってしまうのだという。その結果、築40 年以上という建物がごろごろ残ってしまっているのが現状だ。
 資料によると、明治期などの税務署は当時の絵はがきにもなったくらいで、いま見るとれんが造りや和洋折衷といった建築様式に非常に趣を感じる。現存の築40 年の税務署も、もう少したてば「昭和の貴重な建築様式をいまに残す」となる─かもしれない?

2010年9月7日火曜日

新議員会館はホントに豪華?

新国会議員会館に行った。公開されるやいなや「豪華すぎる」と世間の批判を浴びたこの新議員会館だが、本当に豪華なのだろうか。
扉やテーブルなどが木目調で統一された事務所内は、あくまで木目“調”。よく見ると合板で、なんとなく安っぽさが漂う。応接用のソファーなどはそれなりに頑張っている感じもするが、秘書のいる部屋などはすべて通販か大型激安家具店でそろいそうな質の机やいすだ。実際はどうか分からないが、それほど豪華な印象は受けなかった。
 一方で、豪華だと思ったところ、それは「空間の使い方」。特に1階は、いったいなぜあそこまでだだっ広いのか。エレベーター近くのスペースなど、街中のビルなら座れる休憩スペースを設けそうなものだがそれもなく、ひたすら広い。開放感はあるが、よく考えたらこれは豪華というより、ムダ?

2010年8月23日月曜日

クラブ、キャバクラの調査

夜の接待が減ったというものの、繁華街には社長ら常連客が

集う。クラブやキャバクラなどの現金商売は、税務調査もかな

り大変だ。

現役調査官によると、「客を装って調査しているのに調査官と

ばれては元も子もない」という。中には、女の子に「ねぇ、

同伴してぇ…。今月ちょっときつくて。成績上げないと罰金が

きついんだ…」と、同伴を迫られることも。

このとき、返事に困り窮していると場は白けてしまう。

それだけではない、実は、この会話の中にも、調査官として

見逃せない言葉が入っているのだ。つまり、「罰金うんぬん」。

もし、罰金を取っていれば、罰金一覧票があり、帳簿に記載

しておかなければならない。

現況調査は、“楽しみながら”されど“やることはやる”が基本。

さて、料金の支払いは「それは仕事なのだから経費」という。

2010年8月16日月曜日

国のコスト意識 発想の転換を

衆参議院会館の建て替えがこのほど完了した。
新会館への引っ越しに合わせて、これまで議員
会館で使用されてきた備品の多くが廃棄処分さ
れることに。中でも注目は“議員の机”。

一本の木から作り出されたという高級品で、老舗
百貨店「三越」の特注品。加えて、国会議員が代々
使用してきたという逸品だけに、なんとももったい
ない話である。ただ、多くの机が議員秘書や会館
職員に“タダもらい”されることになっており、“再利用”
先はすでに見つかっているようだ。 

しかし、オークションに出品するなどして売りに
出せば、「代々、政治家が使用してきた」という
プレミア価値もあることだし、それなりの値が付きそう
なもの。国庫に貢献するかたちで“再利用”する道も
あったのではないかと首をかしげたくなる。