2010年2月22日月曜日

税務署有名人リストの使い道?

納税者の住所や収入などあらゆる情報が集まる税務署。数年前までは「納税者番付」を公開していたことからも分かる通り、有名人を含め個人情報がギッシリ集まっている。

ある税務署長と話していたときのこと。たまたま有名人の話になり、「この辺りには有名人も多く住んでそうですよね」と尋ねると、その税務署では、管轄内の有名人を別途リスト化しているとの話。

個人情報になるため、一般にはお目にかかれる代物ではないが、内容は詳細にわたるらしい。気になるのは、この「有名人リスト」の使い道。税務調査時にも使われると単純に思ってしまうが、意外にそうでもないようだ。

記者の推測では、どうも「確定申告イベント」の人選にでも使われているようなのだ。ただ、この「有名人リスト」、どの税務署にも存在しているわけではなさそう

2010年2月15日月曜日

「税理士バー」が開店!?

「坊主バー」など、お酒を片手に気軽に相談できる取り組みがはやっているが、確定申告期間の2月20 日にはなんと「税理士バー」が開店する。

これは、東京・新宿区のゴールデン街にあるバー「無銘喫茶」を会場に、税に関する無料相談を受けるというもの(ドリンク代は実費)。主催するのは、東京・新宿区の高橋創税理士。

「新宿で働いている人も気軽に相談できるよう場を設けたかった」と言い、「最初は思いつき」と笑う。

当日はこのためにユニットを組んだ「確定申告ガールズ」もお出迎え。高橋税理士は「赤字は覚悟の上だが、楽しみながらやりたい」と話す。

高くなりがちの「士業」の敷居をどれだけ低くできるか――新しい取り組みに注目だ。なお、同バーは3月3日、10 日、14 日にも開店予定。「何かあれば、TEL 03-5761-7122 まで連絡ください」と高橋税理士。

2010年2月1日月曜日

国税関係タレントはツラいよ!?

宣伝広告に起用した芸能人に不祥事を起こされた企業は、契約打ち切りなど、厳しい対応を取る。広告費はパー、イメージダウンも招き、怒り心頭なのも当然だ。

これは国税当局も同じこと。特に怒りが激しいのはやはり「税の不祥事」。昨年秋、有名な脳科学者が、巨額の申告漏れを東京国税局に指摘された。同局職員はいまもカンカン。

というのも、同局は以前、主催する租税教育セミナーの講師に彼を招いていたのだ。広告起用まで行かずとも、接したことのある有名人を当局は〝身内〟と見なしている印象を受ける。それだけに怒りも大きいのだろう。

講師でこれだから、確定申告キャラクターが脱税でもしたら…と恐ろしいことを考えたが、今年は芸能人ナシ。心配はなさそうだ。