2010年8月23日月曜日

クラブ、キャバクラの調査

夜の接待が減ったというものの、繁華街には社長ら常連客が

集う。クラブやキャバクラなどの現金商売は、税務調査もかな

り大変だ。

現役調査官によると、「客を装って調査しているのに調査官と

ばれては元も子もない」という。中には、女の子に「ねぇ、

同伴してぇ…。今月ちょっときつくて。成績上げないと罰金が

きついんだ…」と、同伴を迫られることも。

このとき、返事に困り窮していると場は白けてしまう。

それだけではない、実は、この会話の中にも、調査官として

見逃せない言葉が入っているのだ。つまり、「罰金うんぬん」。

もし、罰金を取っていれば、罰金一覧票があり、帳簿に記載

しておかなければならない。

現況調査は、“楽しみながら”されど“やることはやる”が基本。

さて、料金の支払いは「それは仕事なのだから経費」という。

2010年8月16日月曜日

国のコスト意識 発想の転換を

衆参議院会館の建て替えがこのほど完了した。
新会館への引っ越しに合わせて、これまで議員
会館で使用されてきた備品の多くが廃棄処分さ
れることに。中でも注目は“議員の机”。

一本の木から作り出されたという高級品で、老舗
百貨店「三越」の特注品。加えて、国会議員が代々
使用してきたという逸品だけに、なんとももったい
ない話である。ただ、多くの机が議員秘書や会館
職員に“タダもらい”されることになっており、“再利用”
先はすでに見つかっているようだ。 

しかし、オークションに出品するなどして売りに
出せば、「代々、政治家が使用してきた」という
プレミア価値もあることだし、それなりの値が付きそう
なもの。国庫に貢献するかたちで“再利用”する道も
あったのではないかと首をかしげたくなる。