2010年3月8日月曜日

駆け込み確定申告

所得税の確定申告の真っ最中だが、この時期、税務署同様に忙しいのが税理士事務所だ。不思議なのが、3月の申告期限ギリギリになると極端に忙しくなる。

所長に話を聞くと「顧客には早く資料をくれるように頼んでいるが、いつもギリギリにならないと送ってこない」と言う。「この時期の職員の残業代はバカにならない」と頭を抱えていた。

一方で、実に効率良く確申期を乗り切っている税理士がいた。顧客が資料を送ってくる時期で報酬を変えているのだ。確申スタート前に申告資料を提出してくれたら通常料金から30%引き、3月に入って提出したら30%増しにした。すると、ちょうど良く仕事が配分された。

結局、この時期の会計事務所の売り上げは変わらない。また、職員の残業も減ったことから、「全体のコストからすると確実にプラス」と一石三鳥だったと語る。

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