2010年7月5日月曜日

後継者にバトンタッチしたが…

65歳引退を宣言していた某税理士。

60 歳を超えて後継者の息子税理士を代表に据え、

本人は会長職に就いた。「引退までの間は息子をサポートする。

それからは自力で頑張れ」というのが口癖だった。そのため、

代表は譲ったものの、細かなことにも口出ししていた。

ところが、65 歳を迎えても、引退どころか経営への口出しも

これまでと変わらない。金庫の実質責任も会長がまだ握ったままだ。

確かに、昔と違い65 歳はまだ十分に働ける。

ただ、この状態にスタッフも後継者を責任者と感じておらず、

会長の顔色ばかりをうかがっている。

そのため、後継者は、十分な力を発揮できない状況だ。

引退宣言した税理士はいま69 歳。後継者も40 代も半ばを迎える。

端から見ていると、後継者は年々自信をなくし、

父親の会長税理士はますます元気になっている。

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