2010年9月13日月曜日

都心ほど古い税務署

 あちらこちらの税務署を訪問すると、古くて床がきしむところもあれば、訪れるのが楽しくなるほど新しくきれいなところもある。
 実はこれ、東京の場合中心部に行けば行くほど古い建物が増える。
 なぜなら、東京の中心部はいまでも地価が高い。建て替えを計画したとしても、仮庁舎の賃料が高く、どうしても修繕や建て替えなどが後回しになってしまうのだという。その結果、築40 年以上という建物がごろごろ残ってしまっているのが現状だ。
 資料によると、明治期などの税務署は当時の絵はがきにもなったくらいで、いま見るとれんが造りや和洋折衷といった建築様式に非常に趣を感じる。現存の築40 年の税務署も、もう少したてば「昭和の貴重な建築様式をいまに残す」となる─かもしれない?

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