納税通信の第3236号の1面で書いた“増税自殺”は造語です。
多少強引な言葉ですが、自殺数の推移と増税のタイミングがあまりにもピッタリと合っていること、そして取材先で増税による経営者の苦悩がどれほど大きかったかを聞き、使用いたしました。
今回の消費税増税は、国の借金を後世に残さないためという大義名分が立てられました。また福祉目的と言っていたこともありました。どんなにきれい事を並べても、次の増税以降の社会をしっかり見つめていかなければなりません。
エヌピー通信社では、(1)不合理な税制はないか、(2)われわれの納めた税金がどう使われているか――を「納税通信運動」として1948年の発刊以来、一貫して唱えてきています。
本来、人を育て、そして守るための税が、その導入により人を殺す結果になることなど、決してあってはならない話です。
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