企業と同様に、会計事務所も事業承継問題で頭を悩ませている。
何せ、会計事務所を引き継ぐためには、後継者も税理士資格を持っていなければならない。そのため、大学卒業後、資格を取らせるために就職をさせず、試験勉強だけをさせているケースも珍しくない。
某地方の税理士の息子の場合、所長税理士の意向で東京にマンションを借り資格学校に通わせている。その費用、月に50 万円以上というから所長税理士も大変だ。それでも「大学を卒業して就職していないと地元では目立つ。顧問先などの社長らも見ているので具合が悪い」と語る。
最近は、税理士試験も難しくなっている。そのためかこのご子息、東京生活もすでに3年を経過した。ちなみに合格した科目は1科目。残り4科目に何年かかるか所長税理士も「気が遠くなる」とポツリ。
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