2010年1月12日火曜日

政治家が使う「一丁目一番地」

昨年の流行語大賞で「政権交代」が選ばれたが、政治関連の流行語ならぜひとも押したい言葉がほかにある。「一丁目一番地」だ。 

政権交代後、与党議員がことあるごとに使っているこの言葉。「家計に刺激を与えるのが連立政権の一丁目一番地」という昨年10月1日の鳩山首相発言のように、意味合いとしては「優先順位が高い施策」といった感じだ。 

国会の会議録を調べると、いまの意味で使われている最も古い例は昭和60年2月15日の予算委員会における村田敬次郎通商産業大臣の発言。以後コンスタントに使用されているが、平成21年には飛躍的に使用回数が増。同20年に9回だったのに対し、同21年には実に21回を数えた。

由来としては昭和32年から放送された同名のラジオドラマなどが考えられる。流行の理由や由来を詳しくご存じの方はぜひ編集部までご一報を

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