2009年11月9日月曜日

これまでの政府中枢とのパイプが…

政権交代から2カ月、この間、実は多くの新聞記者が一変した政府中枢とのパイプ作りに躍起になっていた。自民党政権のときには、大臣やその周辺議員の秘書とは太いパイプが築かれていたが、民主党政権になりこれが使えなくなった。

さらに、政治家主導の改革のため、官庁サイドから得られる情報が極端に少なくなったのだ。一般紙は、与野党幅広くパイプを持っているためダメージが少ないが、地方紙記者は、これまで地元では、ほとんどが与党自民党だったためかなり大変。

なかでも、今回の総選挙で民主党の新人議員ばかりが当選した地域では、「パイプは作りやすいが、有力情報が取りにくくなった」などの問題も抱える。業界紙も政府中枢とのパイプの面では手を焼いているが、それでも、税制関係については、密室協議が少なくなったのでかなり情報が集めやすくなった感じだ。

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